モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」第1曲
「聖母マリアの夕べの祈り」より:1-イングレッスス(始祷唱)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567 - 1643
イタリア)
Vespro della Beata Vergine : I. Versiculus - Responsorium
Claudio Monteverdi
音律:アーロン中全音律(ミーントーン基本形) コーアトーン(A466)
(MP3)(MP4)
→改作:UK Remix(CD"UK Baroque 18th"収載用)
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(a)
ヴェルシクルム(先唱:独唱)
Deus, in adjutorium meum intende.
神よ、われに救いをもたらしたまえ。
(b) レスポンソリウム(応唱:合唱)
Domine, ad adjuvandum me festina.
Gloria Patri, et Filio, et Spiritui Sancto.
Sicut erat in principio, et nunc, et semper,
et in saecula saeculorum. Amen.
Alleluja.
主よ、われを急ぎ助けたまえ。
聖父と聖子と聖霊とに栄光あれ
初めにありしごとく、今も、いつも、
世々に至るまで。アーメン
アレルヤ
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バロック音楽の先駆者モンテヴェルディの代表的宗教曲より。 世俗音楽で名を馳せていたモンテヴェルディの教会音楽への転機となった作ということで、大規模な伴奏が劇的に取り入れられ、当時としては非常にプログレッシブな教会音楽だったことでしょう。 最初期のオペラとして有名な「オルフェオ」の序奏と共通して、当時の主君マントヴァ公のファンファーレ主題が使われています。 オーケストレーションは独自にアレンジを加えました。オルガンの音源は「Hauptwerk」を使用しました。 背景:聖母の被昇天像(1485年,ドイツ) 編成:ツィンク(コルネット)T,U/サックバット(トロンボーン)T〜W/ティンパニ/ヴァイオリンT,U/ヴィオラ・ダ・ガンバT,U/セルパン/ヴィオローネ/通奏低音[テオルボ/リュート/ハープ]/オルガン(Hauptwerk使用) 先唱:初音ミク/合唱:初音ミク(Cantus), 鏡音リン(Sextus), 巡音ルカ(Altus), 鏡音レン(Quintus), 氷山キヨテル(Tenor, Bassus) |