サウィンの夜-Oíche Shamhna-(オリジナル日本語詞/スザート原曲)
原曲:ティールマン・スザート編 舞曲集「ダンスリー」よりロンドIX
Tielmann Susato (1500-1562)
Vlaanderen (België)
"Danserye" - Ronde IX
《独自編曲》
作詞・編曲:Triona Klee
イラスト:すもも様
音律:アーロン中全音律(ミーントーン基本形)/ピッチ:A440
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移りゆくものと永遠なるものと
神々の境と人の地と
廻り廻る風 廻り来る時
響き合う夜 Oíche
Shamhna
−この世とあの世 儚きものと永遠なるものと−
−廻り廻る風に乗せて 宴の調響け−
時の交わりあうこの夜
森はざわめき 土は鳴り
宴の音が夜空に響き
そして時は廻ってゆく
−森羅万象の精が 鬨の声をあげて−
−樹々はざわめき 星の光 泉を照らす−
いざ集え いざ燈明を 魂の灯火を
廻り廻る旋律 廻り廻る輪舞−ジグの調よ−
紡がれゆく調に 紡がれゆく運命−時は果てなく−
Oíche Shamhna Shona Dhuit!
〜サウィンの夜に祝福あれ〜
宴の夜は更ける−夜は更けゆく−
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ボカロを手にして1年と4ヵ月、今回初めて日本語歌詞を付けた曲を作ってみました。ルネサンス期のフランドル(ベルギー)の舞曲を元に、ハロウィンソングぽい歌を付けた、いちおうオリジナル曲的な感じです。今回は、普段日の目を見ないレンをメインVoに、リンはポリフォニックに対旋律、ミクは主旋律の3度コーラスです。背景イラストは、ほんわか絵柄で定評のすももさんの作品をお借りしました! 編成:クルムホルン/リコーダー[アルト/テノール]/ヴィオラ・ダ・ガンバ[ディスカント/アルト/テノール/バス]/ドゥルツィアン(ファゴット)/ルネサンスハープ/プサルテリー/ファドーグ(ティン・ホイッスル)/バウロン |