オラトリオ「メサイア」より:プロローグ〜序曲(オリジナル作曲/ヘンデル)

オラトリオ「メサイア」より:プロローグ〜序曲
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
Oratorio "Messiah": Prologue - Overture
Georg Friedrich Händel(George Frideric Handel)

音律:ラモー中全音律/ピッチ:カンマートーン(a'=415Hz)

(MP3)(SWF) (a-b:MP3)(c:MP3)

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《オリジナル補筆》
a.詠唱「十字架のしるし」
Cantus: Signum Crucis
(Triona Klee作曲)

In nomine Patris et Filii et Spiritus Sancti. Amen.
父と子と聖霊の名において アーメン

《オリジナル補筆》
b.プロローグ:「より大いなる歌を」(合唱)〜「論ずるに及ばず」(レチタティーヴォ)
Prologue:"Majora Canamus"(Chorus) - "And without Controversy"
(Triona Klee作曲)

Majora Canamus
And without Controversy, great is the Mystery of Godliness:
God was manifested in the Flesh,
Justified by the Spirit, seen of Angels,
Preached among the Gentiles, believed on in the World,
Received up into Glory.
In whom are hid all the Treasures
of Wisdom and Knowledge.

より大いなる歌を!
論ずるに及ばず、信仰という神秘は偉大です。
神は肉体をもってこの世に現れ
聖霊によって義とされ、天使たちに見守られ
異邦人の間で宣べ伝えられ、世界中で信じられ
栄光のうちに天上へと召されました。
その方は、すべての宝を秘めているのです―
賢さと知識という至宝を。

《再現》
c.第1曲:シンフォニア(序曲)
1-Sinfonia (Overture)

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ヘンデル晩年の大作オラトリオ…ですが、実は前半の歌は全くもってヘンデル作ではありません。当時プログラムの表紙に掲載されていた作詞者によるプロローグ詩を、エセヘンデル風なレチタティーヴォに仕上げたオリジナル作曲です。
なお、最初の「十字架のしるし」(アーメンまで)は完全にオリジナルの蛇足です。
後半のシンフォニア(序曲)は、正真正銘ヘンデルのメサイア第1曲です。
1742年ダブリンでの初演に因んで、背景はアイルランド・ケルト古教会の至宝「ケルズの書」より。
編成:オーボエT,U/ヴァイオリンT,U/ヴィオラ/通奏低音[チェロ/ ファゴット/ヴィオローネ/ポジティフオルガン/チェンバロ]/ソリスト(Sop):巡音ルカ/合唱:巡音ルカ(S.A.T), 初音ミク(S.A.T), 鏡音レン(Bass)

投稿動画:ヘンデル「メサイア」序文を勝手に作曲してみた(ルカ他)

Inventio Antiqua
Kapelle Triona